カジミーロ・ド・ブリトー
1938年、ポルトガル、アルガルヴ生まれ。アルガルヴで幼年期と青年期を過ごし、実業を学ぶ。ポルトガル・ペンクラブ会長、世界俳句協会、国際詩祭「地中海の声」、ブラジルの詩誌数誌の顧問。世界平和大使(ジュネーヴ)に任命される。活動は、数知れない国内外での朗読、討論、学校・文化団体・大学での講演に及び、世界中の会議や詩祭への頻繁な参加も含まれる。リスボン国際詩祭とポルト・サントー国際詩祭のディレクター。著作に対する数多くの賞に加え、その詩業により第一回レオポルド・セダール・サンゴール国際詩賞を受賞し、『落下の書』が2004年イタリア最高の詩集として、ヨーロッパ詩賞シビリア・アレラモ=マリオ・ルジ賞を受ける。
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夏 石 番 矢
1955年兵庫県相生市生まれ。東京大学で学び、1981年同大学大学院で比較文学比較文化の修士号取得。1992年明治大学法学部教授となり、いまも教鞭を取る。1993年中国の吉林大学で講演し、1994年にはドイツで、1995年にはイタリアで開催の俳句会議に招かれる。1996年から1998年までパリ第7大学客員研究員。1998年鎌倉佐弓とともに、国際俳句雑誌「吟遊」を創刊し、現在まで発行人。1980年「俳句評論」年間推薦作家に選ばれ、1981年「俳句研究」五十句競作入選(第一位)、1984年椎の木賞、1991年現代俳句協会賞、2002年21世紀えひめ俳句賞河東碧梧桐賞など受賞。
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